遅くなりましたが、11月3日に開催された「SHUFFLE! LIVE Only for you」の感想をば。最近私のイベレポは世間の感想と評価が乖離しているともっぱらの評判ですのでご注意を。
睡眠不足でフラフラになりながら会場である横浜BLITZに到着したのは開場30分前の15時半でした。駅出口から20mも歩けば会場が目の前に見えるにも関わらず道に迷ったのは私の真骨頂であり、そこで目にした予想を遙かに上回る長蛇の列は原作ファン・キャラファン・絵のファンを多数抱える「SHUFFLE!」の真骨頂。ライブの席は指定なので、その列がライブ目的ではないことは明白です。改めてイベント”限定”発売グッズのパワーを思い知らされました。
そんな列に並ぶ気にはなれず即刻近くのコンビにへ避難すると同時に、気持ちを高めるために酒を購入。開演10分前ぐらいになって、適度に酔いが回った状態で会場へと戻ると……まだ列が解消されてないし。せめてグッズ目的の人とそれ以外の人で入場列を分けるとか出来なかったのかなぁ。
(※別にグッズ目的の人達をどうこう言うワケではありません。私も好きな作品の小冊子とかCDとかが発売されれば、長打の列に並ぶこともありますし(テレカには興味ありませんが)。ただライブイベントで限定グッズとかはやめてもらいたいなー、と思ったワケでして)
入り口で渡されたパンフレットによるとイベントは2部構成とのこと。
- トークとかのパート
- 出演声優によるトークショー
- 生アフレコ
- プレゼントコーナー
- ライブパート
パンフレットに載っていた出演者のプロフィールには当然のように邑子さんも含まれおり、更には生アフレコのキャストにも邑子さんの名前が。シールを貼って名前を消すなり出演取消の謝罪紙を挟んでおくなりして欲しかったなぁ、と寂しさと悔しさが募り更に酒の缶を開ける私(タチ悪いなコイツ)。まぁ仕方ないことなんですが、それでもやりきれない気持ちってのを否定することは出来ないワケでして。
そして始まった第1部。スクリーンにアニメのOPが映し出されて、流れ出した曲は当然アニメのOPである「YOU」。ムービーかー、と思っていたらいきなりYURIAさんがステージに登場して驚き。事前に主催者側からサイリウムが配布されていたので、チラホラと立ち上がって跳んだりコールを入れたりする人もおりましたが、いきなりだったせいもあって盛り上がりは微妙だったかな。
んで「YOU」を歌い上げたYURIAさんがそのままステージ横に消えていった代わりに登場したのが司会を務める角川エンタテイメントの蜂屋氏。なかなかノリのいい人で個人的には好印象です。次いで声優陣が続々と登場して、揃ったところで自己紹介。「SHUFFLE!」としてのイベントは今回が初だったワケですが、特にあおきさやかさんなどは他作品でのイベント出演も多く、ファンの方もそれなりもいらっしゃると思っていたので統制等が全く無かったのがちょっと意外でしたが、もっと意外だったのは一番声援が大きかったのがひと美さんだったことでしょうか。こうイベントは初めてとのことでしたが、それが逆にゲームファンにとっては大きかったのかと思います(少なくとも私自身はそんな感じ)。とりあえず出演者は以下の通り。
あおきさやかさんは上記の通りイベント慣れしてる……はずなんですが、雰囲気がとても初々しかった(褒めてるのかどうかは微妙)。永見はるかさんに関してはネリネ役と言うよりも「おお、清香ママ」と見てしまうのは御了承頂ければと思います。伊藤美紀さんは実年齢はともかくとても若々しい方ですね。元気で”亜沙先輩らしい”と言えるかと。ひと美さんはプリムラのイメージを保つためかシロタマ(だっけ?)なる猫のぬいぐるみを抱いて登場。でも個人的にはそっちのイメージよりも、しゃべりも達者ですし御本人のキャラを全面に出された方が面白いのではないかと思います。や、別にプリムラのイメージに無理があるとかじゃくて。井上美紀さんは伊藤美紀さんと名前が被るので『姫』を呼ばせてるんだとか。確かに物怖じしなさそうな感じが姫っぽい。杉田智和さんは甘いマスク(※死語)の二枚目声優。荻原秀樹さんは逆に完全に三枚目。ノリ的には荻原さんの方が好きですが、杉田さんもなかなかお茶目(※死語)なところがあるようで。
……ってけなしてばかりのようですが、皆さんとてもいい方ばかりだと思いますよ。いやホント、マジです。
各人の自己紹介が終わったところで蜂屋氏が「残念なことに……」と邑子さんの出演取消の謝罪が。仕方ないこと、と思いつつも悲鳴をあげる……これも仕方ないこと。そして邑子さんからのビデオレターがスクリーンに映し出されたのですが、ここで私はおおいに凹むことに。別にあまりにも予想通りの展開であるとか、いきなりトラブルで音声が流れなかったとかはいいんです。ただ邑子さんがスクリーンの中で「皆さんにお会いできなくて残念です……」と仰っていた時に「オレもーーっ!!」と言うツッコミを入れられなかったことが悔しくて悔しくて。
イベントとしてまず始まったの『は声優さん同士で互いに質問したいことを事前にアンケートしておいて、それについてその場で対象となっている人に答えてもらう』というもの。司会進行を荻原秀樹さんとしたのは粋な計らいだったかと思います。質問内容については割愛……と言うより覚えてない。かろうじて覚えてるのはあおきさやかさんがアフレコの最中に画面の中のシアと同じ動きを思わずしてしまうことや、荻原さんはアフレコの時に靴を脱いで端の方に揃えて置いておく、ってぐらい。
次のコーナーは生アフレコ。アニメで放映された場面をステージ上で実際にアフレコする、というものでした。アニメと同じ内容をやるだけじゃ面白くないなぁ、と思っていたのですが皆さんアドリブをバリバリきかせたてらっしゃったので予想以上に笑わせて頂きました。ただ杉田さんが邑子さん演じる楓の声に「いい声だ……」とアドリブを入れまくっていたのは面白いと同時に若干癇に障ったり。あ、ちなみに楓の部分は普通に収録されていた声が流されてました(それで再び凹んだのはここだけの話)。
それにしても皆さん、流石は声優さんですよね。例えばこれは以前放送された「ふたご姫」に主題歌を歌っているFLIP FLAPがゲスト出演した時の話なんですが、やっぱりFLIP FLAPのお二人が演じてる部分は明らかに聴き劣りがしたんですよ。お二人は素人、と言ってしまえばそれまでですが、声優と歌手は同じく”声”を生業とする職業でありながら、その両立は非常に難しいことなんだと思い知らされたワケでして。んでもってステージ上できっちりとアフレコをやってのける皆さんはやはりプロの声優さんなんだなぁ、と改めて感心させられた次第です。
第1部を締めくくるのはプレゼントコーナー。声優さんにYURIAさんと橋本みゆきさんを加えて、入場時の半券をクジ箱から各自が引くと言うもの。邑子さんの分は愛力(またの名をラヴ・パワー)で当然私が当選すると思っていたのですが、結果としては不思議なことに全く見当違いの番号が。邑子さんの分のクジを引いたのはコスプレイヤーの女性でして、彼女にまでは私の愛力が届かなかった……そこに私の敗因があったのだと思われます。
皆さんが改めて「○○役の●●です」と自己紹介する中で橋本さんが仰った「橋本みゆき役の橋本みゆきです」はウケました。あとYURIAさんは亜沙先輩の母親・亜麻役の声優としても参加なさっておりまして。なもんで「亜麻の声を出してー」と言われて大変恥ずかしがっておりましたがご安心下さい。YURIAさんの演技は全て地声でらっしゃいますので。
以上で第1部は終了し、10分の休憩を挟んで第2部のライブパート。キャラソンはアニメのDVDに特典としてついてくるモノだけが歌われるのかと思いきや、1年以上前に発売されているドラマCDに収録されていたモノも歌われたのは嬉しい誤算。まぁ正確にはドラマCDに収録されていたのはショートバージョンで、フルバージョンはその後発売されたキャラソンアルバムにしかない、と言う大名商売でしたけど。既に発表されていた楓のキャラソンにしても、イベント前や休憩時間に流れていた楓のキャラソンにしても、いずれも(いい意味で)遊べそうな曲でしたので、ますます邑子さんの出演取消は残念で仕方ありません。
あおきさやかさん・永見はるかさん・伊藤美紀さん・ひと美さんの順番で歌われたキャラソンですが、感想としては声優と歌手は同じく”声”を生業とする職業でありながら、やっぱりその両立は非常に難しいことなんだなぁ、と言う事に。いや、まぁ、ほら、皆さんはプロの声優さんですから!! >フォローのつもり
にしてももうちょっと盛り上がってもよかったのではないかと思います。永見さんの曲は歌われた2曲ともにバラードでしたのでいいとしても、ノリのいいあおきさやかさん達の曲でもそのノリに応えている客席が非常に少なかったのは寂しい限り。せめて立ち上がってクラップを入れるなり何なりは出来たのではないかと。ひと美さんの曲では皆さんかなり盛り上がってらっしゃったんですから、やってやれないことはないんですし。かく言う私自身も一番盛り上がったのはひと美さんの曲だったんですが(この後のYURIAさん達よりも)、それは曲のせいなのか、ひと美さん御自身のキャラクターのせいなのか。
その後は橋本みゆきさんが登場してTVアニメのエンディング「innocense」や挿入歌「In the Sky」の2曲を披露。「跳んで下さい」とか仰ってましたがどちらもバラードなので普通に無理です。
んでYURIAさんが登場してPS2版のオープニング「ORIGINAL!」やPC版のオープニング「Mirage Lullaby」を熱唱。更にアンコールでYURIAさん&橋本みゆきさんのデュエットバージョンの「YOU」で締め。
最後に出演者の皆さんからの御挨拶。「楽しかった」と口々に仰る皆さんの顔は本当に満ち足りており、「またこんな機会があったら」と願わずにはいられません。その時は当然邑子さんも出演なさるでしょうし、プレゼントコーナーでは愛力が思う存分発揮されることでしょうし。ただしその際にはイベント限定グッズの販売はやめてくださると幸いです。今回も無駄にチケットが取りづらくて大変でした。邑子さんが早めに出演なさらないことを告知して下さったので助かりましたが、それが無かったら大変なことになってましたからね(主に財布方面が)。実際1部と2部の間の休憩時間で帰る人も見かけましたし、グッズ販売とライブイベントは切り分けて下さい、本当に。その際にはもう一回り小さい会場で問題無いと思いますので、ご検討頂けたら……嬉しいなぁ。
イベントの総括ですが、素直に非常に楽しいイベントだったと思えるイベントでした。構成も悪くありませんし、出演者の皆さんの雰囲気も良かったですし、普段聴く機会の無いキャラソンも聴けましたし。邑子さんの出演取消とかが無ければもっと素直に楽しめたと思うんですけどね。最初から出演が無い、と言われてればまだ良かったかも。ただライブイベントならオールスタンディングでお願いしたいですね。それだけでもかなり変わってくると思いますので。